こんなに好きになってくれる人はもう現れないかなと思ったのに

失恋体験

【もろきみさん(女性)23才の失恋体験】

バイト先の私が先輩で彼が後輩でした。

最初は勤務終わりに一緒にご飯に行くだけの中で、ラインも「今日はありがとうございました。」と向こうから定型文がくる程度の仲でした。

お互い好きな人がいたのでアドバイスし合ってましたが、彼の好きな人に隠している彼氏がいることを私が知り、「こんな純粋に思ってくれてる子を私なら大切にするのにな。」と意識し始めました。

彼も私を意識していたようで、自分の勤務日じゃない日も私がいたら入り浸ってくれたり、私が風邪を引いた時は私の代わりに先に休める環境を作ってくれたり、尽くしてくれてました。

カラオケオール中に告白をされましたが、最初は彼は好きな人が振り向いてくれないから寂しいだけだと言って断ってました。

しかし彼は毎回会うたびに告白をしてくれ、こんなに好きになってくれる人はもう現れないかなと私が思い、交際が始まりました。

 

付き合ってからも、それまでとあまり変わらず、友達のように家で一日中ゲームしたり、水族館に行ったりしてました。

お互いお金がある訳ではなかったので、彼の家でまったりすることが多かったです。

道を歩いてても、彼は前を見ずに私を見て電柱にぶつかったり、少し彼が飲み物を買いに行くときもナンパされないかと不安になる姿が、最初の頃は可愛かったです。

仕事に関しては私が立場が上ため、厳しくしたことに対して彼が反抗してきたりして、プライベートでも会話は仕事の話になってきて、熱が入り会うたびに言い争ったりすることが増えてきてました。

 

彼と旅行に行こうと計画を立てて、旅行会社に申し込みに行った帰りにご飯を食べて帰ろうとなりました。

お金がない彼を気にしてファミレスにしようとしましたが、それでも彼の顔がそんなに良くなかったのでセールしてる牛丼屋に入りました。

彼は290円の牛丼のみ、私は牛丼と味噌汁を注文し、会計は700円程度でした。

店員さんが「別会計ですか?」と聞き、彼が「一緒で」と言ったので割り勘かなと判断したのですが、彼は「僕は300円でいいですか?」と聞いてきました。

それが恥ずかしく、全額払い店を出てから彼に別れを告げたところ「価値観がやっぱり合わないですね。」と振られた雰囲気になりました。

 

それでも彼のことは好きだったので、ずっと落ち込んでました。

仕事も休みたかったですが、休むと彼のことを考えたりSNS検索してしまうので働いてました。

楽しみにしてた旅行にも行けず、落ち込みきって何に対してもやる気が出ませんでした。

 

共通の知り合いに相談し、むしろ別れた方がいいと思ってたと慰めてもらいました。

そんな残念な彼に振られる自分はそうとうダメなのではと落ち込んでもいましたので、婚活パーティーに参加して、もっときちんとした人とカップル成立することで彼を見返してやろうと思い立ち直っていきました。

カップル成立は何回かできましたが、彼との友達感覚に慣れてしまっていたので、最初の趣味等聞かれたりする過程に疲れてしまい、別の趣味を見つけてそこに没頭しているうちに自然と忘れる事ができて、別れたくだりをネタにして話せるまで回復しました。