失恋体験

【Haruさん(女性)26才の失恋体験】
大学生のときに、同じ大学の友達と友達の彼が主催していた多摩川のバーベキューで出会いました。
彼は私と同い年でしたが、大学には行かずに高校を卒業してすぐ建設関係の仕事を始めたそうで、同い年とは思えないほど落ち着いていた印象でした。
バーベキューで会ったときは男女4人ずつ8人で、友達カップル以外はみんなシングルだったので出会いを探していたようでしたが、私は高校生のとき3年ほど付き合っていた彼と別れたばかりだったので、友達ができればいいぐらいの軽い気持ちでした。
でも彼は私に好印象を持ってくれたようで、すぐに話しかけてきてくれて、バーベキューの帰りに連絡先を交換しました。
仕事が忙しい彼だったのですが、すぐに夕飯の誘いがあり、何度か二人きりで会ううちに付き合うことになりました。

最初の一年目はほとんどケンカもせず、本当に楽しいことばかりでした。
彼の仕事が忙しいことと、私は当時実家に住んでいたのでなかなか会うことが大変な時期もあったのですが、彼は私の実家から車で10分ほどのところに引っ越してきてくれて、毎日のように会うようになりました。

大学生で実家住まいだった私には、社会人で経済的にも自立している彼が本当に大人に見えました。
一年ほど半同棲のような状況が続いたのですが、私の就職を機に環境が変わったことで、お互いすれ違いでケンカが多くなってしまいました。

まだ20代前半でお互い知り合ってすぐ真剣交際になってしまい、お互いに依存してしまったこともあり、私も彼も友達にはほとんど合わずに二人きりで会うことも増えて、束縛もお互いしてしまったので今思えばいい関係ではなかったのです。

私が就職して、営業アシスタントをしていたため、接待でお客様との会食があり遅くなってしまうことが何度かあった後に、彼の様子がおかしくなりました。
私は彼との時間も大切にしたかったのですが、社会人一年目で必死だったので金曜日は息抜きに友達と飲みに行くことも増えて、彼は寂しかったようです。
そんなことにも気づけなかった私はいつものように、飲みに行った後彼の家に帰ると、いつも金曜日は家で私の帰りを待っていてくれた彼がいませんでした。
不安になり居場所を確認すると、友達と飲んでいて終電を逃したとの返信でした。
お酒があまり好きではない彼だったので、少しおかしいとは思ったのですが特に気にせず寝ていると、朝方5時すぎに彼が帰ってきたのですが、私の顔を見るなり泣き出してしまいました。
どうやら別の人と一夜を過ごしたそうです。
一夜限りだからと言って謝られたのですが、その後は関係がギクシャクしてしまい、なんとか許そうと思っても、彼の行為が許せず会うたびにケンカをしていました。
そんな苛立つ私の態度に彼も限界がきたようで、「お前はきっと二度と俺を信用できないだろうから別れた方がいい」と彼の方から別れ話をされました。

彼が実家の近くに引っ越してきてからほぼ2年間毎日会っていて、毎朝モーニングコールをくれていたので別れてすぐはご飯も食べれず、仕事をしていても思い出すだけで泣けてくるほどショックでした。
数年後に結婚をする話も出ていて家族公認でしたし、二人で貯金もしていました。
これからどうしたらいいのか、ただただ不安でした。

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別れて2ヵ月ほどして、彼がまた会いたいとメールをしてきたのでつい会ってしまったのですが、彼はよりを戻すつもりはなく、ただ情があるから友達として時々連絡をしたいと言われ、そこでまたドン底に突き落とされた気分になりました。
また仕事が手につかないほど、落ち込んだり、友達に毎日のように落ち込んだメールをしてしまい、今思えば本当に迷惑をかけたと思っています。

数ヵ月そういった状態だったので、上司に勧められて有給を4日とらせてもらうことになりました。
私が失恋を乗りきるために思い付いたのが、大学生のときに留学をしていたオーストラリアに一人で旅行に行くことでした。
環境が変われば気持ちも切り替えできるのではと思ったからです。
4日間でオーストラリアに行くのは時間的にも限られてしまい、お金ももったいないとか、家族にはそんな心理状態で一人で旅行に行くのは心配だと言われましたが、思いきって行って本当によかったと思っています。
元々英語は好きでしたが、一人で海外に行けるか不安もあったのですが、環境がまったく違うところで前向きな気持ちになれました。
やはり結婚を考えた元彼と友達にはなれないと思い、オーストラリアから戻ると思いきって携帯も解約して新しい番号に変えたりして、ずるずる連絡をとれない状況にしました。
共通の友達にも事情を話して、落ち着くまでは距離をおいたことも立ち直る上では必要だったと思っています。