
榛名神社は、群馬県高崎市にある榛名山の中腹にある神社。
赤城山・妙義山とともに上毛三山の榛名山の神を祀る神社で、約1400年に第31代用明天皇の時代に創建されたといわれます。
本殿は200余年前の文化3年に再建され、御祭神は後方の御姿岩の洞窟の中に祀られています。
境内には、戦国時代、武田信玄が箕輪城攻略の際、矢を立て戦勝を祈願した矢立杉(やたてすぎ)をはじめ、文化財・天然記念物が多数点在しています。
参道を進んで三ノ鳥居をくぐった先に、八衢比古神(やちまたひこのかみ)と八衢比賣神(やちまたひめのかみ)の二神を祀る「塞神社(さいのかみしゃ)」が見えてきます。
この神様は悪霊よけの力で有名ですが、その名前から「幸神」「妻神」として、女性の縁結びや安産祈願、子供の成長を見守る神様として信仰を集めています。