【りっちゃん（21才）の失恋体験】
彼と出会ったのは、学生時代のアルバイトがきっかけでした。
大学1年生の夏、私は近所にオープンするコンビニのオープンスタッフとして採用され、3日間の初期研修を受けました。
そこで、彼と出会いました。
彼は近所の総合大学に通う同じ年の大学生でした。
出会ったばかりのころはシフトがかぶることもあまりなく、特に接点はなくお互い挨拶をする程度の関係でした。
彼と仲良くなり始めたのは、バイトを始めて半年ほど経過してシフトがかぶるようになってからでした。
同じ年ということもあり、一緒に働くと仕事がしやすかったのでよく話すようになりました。
また、私のバイト先はスタッフみんな非常に仲良く、バイトメンバーでの飲み会が頻繁に開催されていたので、それもまたよかったのだと思います。
2年ほどたち、周りのバイトの人たちが就職や引っ越しでいなくなり、オープニングスタッフのバイトが私と彼だけになりました。
それがきっかけで二人で飲んだり出かけたりするようになり、普段はおとなしいのに、意外にも面白いところがあったり、優しい彼のことが好きになりました。
なんとなく一緒にいる時間が増え、お互いの家を行き来することが多くなり、二人で家で食事をしているときに告白されて付き合うことになりました。
付き合って半年ほどたち、正月に彼が実家に帰ったときのことです。
いつもなら電話が来たり、どうでもいいLINEなどが送られてきていたのですが、帰省した彼から全く連絡が来ませんでした。
忙しいのかな、と特に気にはしていなかったのですが、彼が地元から戻ったときに話したいことがある、と呼び出されました。
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地元に帰省した彼は友人と飲んでいたら、高校生の時にずっと好きだったけど告白しないまま卒業した女の子に再会したそうです。
そこで話していて意気投合し、翌日2人で飲みに行ったときに、その子に思い切って昔好きだったことを告白したら、その子も実は彼のことが好きだったそうです。
それなら付き合ってほしい、と彼はその子に告げて2人は付き合うことになったそうです。
それが原因で私とは別れたい、ということでした。
すごく衝撃的でしたが、自分の他に好きな人がいる彼のことをもう好きではいられないと思い、別れることにしました。
別れて数日はすごく悲しかったのですが、友達とお酒を飲んだりカラオケに行ったりしていたら、またいい人にきっと出会えるだろうと思えるようになりました。