
まずはとことん感情を解放しよう
以前のコラムで、思い切り泣くことのメリットを書きました。
つらい失恋の後に泣くのは、自分の内なる気持ちを外に向かって解放する行為とも言えます。
これは精神を安定させ、失恋から立ち直っていくためにとても大事なことです。
自分に非があったっていいんです。
いい人になんてならなくていいんです。
自分の精神安定のために、失恋によってあふれ出てくる感情を抑制せず、出尽くすまで開放してしまうことが大切です。
感情を開放する効果的な方法

1.失恋ソングを聴いて浸りまくる
「失恋ソング」と言ってもたくさんあり、好みによっても違ってくるので「これがおススメ」とはなかなか言いづらいですが、ネット検索してみると、失恋ソングを紹介するサイトが多数ヒットしますので、心に沁みそうな曲をピックアップするのがいいと思います。
またこのサイト内でも、つらい失恋から立ち直る力をくれる失恋ソングを紹介しています。
最近は曲単体でダウンロードもできますので、瞼が腫れた状態でショップにCDを買いに行く、なんていう面倒なことは必要ありません。
また、二人の思い出の曲をあえて聞いてみるというのも効果的。
その曲につられてそれを聴きながらドライブした時の光景などがよみがえり、より一層悲しみに浸れるはずです。
2.思い出の品物をとにかく捨てる
恋愛の最中にもらったプレゼントには、単にモノと言うだけでなく、さまざまな想いが内包されています。
これらをとにかく処分してしまうことで、気持ちの整理をつけるというのは昔からあるオーソドックスな方法。
部屋の中から恋の遺品を無くしてしまうことで、気持ちも空間もデトックスできます。
きっと未練も薄らいでいきます。
最近は手軽なフリマアプリも多いですから、さっさとお金に換えてしまって自分のために使うというのもおススメの方法です。
品物と合わせて写真や、LINEのメッセージなども一気に処分してしまいましょう。
3.フッた相手を罵る
外ではやらないほうがいいですが、自分一人の空間でとにかく相手を罵ってしまうという手段もあります。
罵ることでだんだんと、その相手を価値のない存在へと追いやることができます。
相手が、自分にとって価値のない存在になってしまえば、それ以上ショックや悲しみを引きずる必要もなくなるわけです。
ただし、ノートなどには残さないほうがいいかもしれません。
ネガティブな感情がそこに形として残ってしまいますので。
そのノートを破いて捨てるのならアリだと思います。
4.友達に愚痴を吐く
特に女性に多い解放の仕方だと思います。
女性は日ごろから男性以上に、話をすることでスッキリすることを実感しています。
ただし、友達に愚痴を吐き出すときには、注意する点があります。
それは、“助言グセのある友達を選ばない”ということ。
自分の愚痴に対して
「それはアンタが悪い」
「その言い方はどうかと思うよ」
「向こうにだって言い分はあるでしょ」
なんて、いちいち突っかかられたらデトックスになんてなりはしません。
こういう時には無責任なくらい(?)同調し、共感してくれる相手と
「そうだそうだ、アイツが全部悪い!」
とやった方が効果的です。
5.とにかく身体を動かしまくる
トレーニング施設などに行ってとにかく身体を動かし、汗をかくというのも効果的。
ジョギングなんかもいいですね。
頭を空っぽにして、一生懸命身体を動かす。
身体が疲れてくると、頭は余計なことを考えなくなります。
汗と一緒に、自分の感情を出してしまう方法です。
これら以外にも、自分の感情を抑えずに表に出す方法はいろいろあると思います。
とにかく大切なのは、まずは湧き上がってくる気持ちを出し切ってしまうこと。
新しい一歩を踏み出すのは、その後です。