
失恋を経験し、そのつらさに苦しんでいる。
いくら断ち切ろうと思っても、気づけば前の恋人のことを思い出してしまう。
木森が行ったり来たりする毎日。
そんなあなたに勇気を与えてくれる一冊。
その失恋をどのようにとらえ、新しい幸せを手にしていくか。
その道筋が示されています。
本の解説
なんども恋愛以外のことを探そうとした。
でももう恋愛なしの人生なんて送れなくなってしまった…
今あなたは失恋し、失意のどん底にいるのではないでしょうか。
大切な全てを失ってしまった。これからどうやって生きていけばいいのか。私は完全に独りぼっちになってしまった・・・。そんな絶望の渦中に取り残されてしまった感覚を持たれていることでしょう。
あまりのショックに眠る事も出来ず、当たり前に過ごしていた毎日がまるで白黒映像のように見えてくる感覚すら持たれているかもしれません。
なんであの人は私のそばにもういないの・・・
そんな切ない想いを持ってこの本に巡り会って頂けたのではないでしょうか。
筆者自身、このような失恋を経験し、上記のような気持ちになり、死ぬほどの苦しみを味わいました。
数ある苦しみの中で、失恋ほど辛く悲しいことはありません。失恋を初めて経験した頃、なぜ私だけがこんな辛い思いをしているのだと思っていました。
理解してくれる人、今の辛く苦しんでいる私を救ってくれる他の”何か”なんてあるはずがないと。とにかく居ても立ってもいられないほど心が辛いのです。
しかし、今こうして、失恋を乗り越えて、色々な経験をしてくると、こうした経験をしたことが、日々を生きている中で揺るぎない自信となって、大抵のことは怖くなくなってきたことに気付かされることがあります。何をするにも、あの辛さ以上の辛さなど存在しないから、大丈夫だ、と思えるし、誰よりも人の心を理解出来る能力を手に入れる事が出来て、その自信が人生を良い方向に導いてくれているのを実感しています。
この本は今現在、まさに失恋に悩まされている人に、あなただけではないというメッセージを送ること、そしてどうこれから失恋と向き合っていって、どう克服していけば良いかが書かれています。
また、かつて失恋を経験したことがある方にも、その『失恋』という最高の経験値を分析することで、これからの人生を幸せに生きていく道しるべにして頂けるはずです。
失恋を乗り越えることは並大抵のことではありません。それは生きるか死ぬかの死地を乗り越えることといっても過言ではないかもしれません。
でもきっと大丈夫。あなただって出来る。
こんな私ですら乗り越えることが出来たんだから。
レビューより
失恋をしたと相談をしたところで、その本当の痛みを知らない人にとっては、大した問題ではないから分かり合えない。
でもこの作者は失恋の痛みを本当にわかってくれている。だからこそわかる、痛みの癒し方、立ち直り方を教えてくれる。
自分一人だけではないということがとても嬉しく思える本。