
「なぜ失恋したのか」
「なぜ相手は別れようと思ったのか」
場合によっては、その理由がわからないというケースもあると思います。
理由がわからないまま失恋してしまうというのは、後味が悪いもの。
また次の恋の参考にもできません。
そこで今回は、考えられる失恋の理由を挙げてみたいと思います。
理由がわかることで、失恋から立ち直るきっかけがつかめることもあります。
1.生活環境が変わった
一方が遠方へ赴任してしまった。
仕事が変わって急に忙しくなった。
こういった物理的な障害は、少なからず二人の関係に影響を与えます。
やはり会える頻度と気持ちの深度は比例します。
会えない状況が続けば、相手は「自分が大事にされていない」と感じてしまうかもしれません。
どんなに優しい人であっても、いつもいつも自分の状況を想って、会えなくても我慢してくれるとは限りません。
もしそんな風に勝手に安心をして、関係をつなぐことをおろそかにしていたのなら、相手の気持ちが離れていってしまったのはしかたのないことです。
2.他に好きな人ができた

こういった理由は多いと思いますが、この理由にはふたつの側面があります。
ひとつは、「単に目移りした」
長年付き合ってくると、二人の間に安心感が生まれる代わりに、新鮮味は薄れていきます。
これは人間の性みたいなものです。
そんな時に、あなたとは違うタイプの人と偶然出会った。
またはその人があなたの恋人に猛アタックしてきた。
そのことで相手の気持ちが変わってしまい、あなたよりも新しい相手を大切に思うようになってしまったというパターン。
これは多くの場合相手の方に理由があるので、あなたが反省をすることはありません。
単に相手が浮気性だった、ということもあり得ますから。
二つ目は「あなたへの気持ちが無くなった」
この場合、そうなってしまった原因があなたにあることが考えられます。
その原因は、以降のいずれかに当てはまるかもしれません。
3.価値観の違い

「価値観」という言葉は実にあいまいですが、同じことに対する考え方・捉え方の違い、と言い直すとわかりやすくなります。
交際についての理想の違い(一方は束縛したい、一方は自立した関係を希望している等)
お金に対する考え方の違い(将来のために貯金をする、今を楽しむために派手に使う 等)
時間に対する感覚の違い(待ち合わせの10分前には行く、遅刻が当たり前 等)
仕事に対するスタンスの違い(一生懸命頑張る、嫌なら職場を変わればいいと考える 等)
将来に対する展望の違い(結婚して子供が欲しい、結婚しなくてもパートナーとして一緒にいられる 等)
こういった違いが相手にとって見過ごせないレベルにまでなってしまい、関係を維持するのが難しいと判断した、というケースです。
4.性格の違い

これも価値観同様に、同じ事態になったときにそれぞれどういう気持ちになるのかが違ってくるというケースです。
困っている人がいたときに、助けるのか、見過ごすのか
相手が困ったときに、親身になるのか、見守るのか
どういう状態を楽しいと感じるのか 等
性格が違う二人がつきあうことで、新しい発見があるということもあります。
ですが、相手にとってどうしても許せない部分が出てきてしまうと、「もう無理」と判断されてしまうこともあります。
5.容姿が変わった

つきあう前は、相手の気を惹くために見た目にも気を遣っていた。
ところが交際が始まってしばらく経つと、釣った魚には餌をやらないと言わんばかりに、見た目に気を遣わなくなった。
いつも同じような服
髪型やメイクに気を配らなくなった
どんどん太っている 等
こういった行為は、相手を馬鹿にしている(と思われる)ことにもつながりかねません。
失恋のショックが薄らいできたら、
「なぜ失恋したのか」
に思いを巡らせ、反省すべきところは反省して、次の恋へと生かしていきましょう。