失恋体験
【なっちゃん(女性)18才の失恋体験】
当時18歳

電車で1時間半の大学へ通うことになりました。
外見は金髪にエクステ、短いスカート、ピンヒールが大好きなギャルの分類でした。

途中電車を乗り換える為に駅を降りるのですが
帰りは夕方なので沢山のキャッチセールスのお兄さんがいました。
ある日の帰り、声をかけてきたお兄さんは
今まで見たことのないぐらいの男前
ホストのように

綺麗にセットされた綺麗な金色の髪

お兄系の服装

「何してるのー?」

「お兄さん、私キャバとか興味ないから、他の子当たった方がいいよ」

いくらイケメンでも

キャッチはキャッチと歩くスピードを変えずに歩くも付いてくる彼。

「キャッチじゃないよ。ねぇ、俺と遊びにいかない?昼間!」

数回断るも

「本当に、遊ぶだけ!絶対夜の世界には入れないから」と

ずっと言ってくるので

まあ、こんな男前と昼間に遊ぶなら

一回ぐらいと思いOKしました。

その日の夜から

電話がかかってくるようになりました。

彼は私より6つ年上の26歳
仕事は、やっぱりキャッチセールス時々ホスト。
私のことは本当にナンパしただけだから

夜の世界には入れたくないと言っていました。

朝夜の生活が真逆なので

連絡は夜だけでしたが

気づけば、早く連絡が来ないかなと

連絡を待っている自分がいました。

声をかけられてから2週間後。

彼の約束通り昼間にデート

ベンツで迎えにきた彼が向かった先はホテル。

私にとって初めてのホテルでした。

そこで彼から

「付き合ってよ」と言われOkしました。

こんな男前と付き合ったこともなかったので

とても友達に自慢できる彼でした。

付き合って最初の一ヶ月は

連絡も毎日一回の電話に

2週間に一度のデートでしたが

だんだんと連絡の頻度は減りました。

連絡を待つ時間が、私の彼への気持ちをどんどん大きくさせました。今までの彼は付き合ったら沢山連絡があって、私が飽きてしまい別れを告げてきましたが、こんなにも追いかける側になるとは思いもしませんでした。

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そして2週間に一度のデートは

彼が遅刻しがちに。

1〜2時間待つのは当たり前になり

やっと連絡がついたとおもえば

パチンコの騒音

彼のいるパチンコへ行き

またそこで彼が終えるのを待つ。

彼のことが大好きで少しでも一緒にいたくて

我慢ばかりしていました。

彼に嫌われたくなくて意見は何も言わず、黙って隣で、うんうんと頷くだけ。

一体なぜ付き合ってるんだろう。

付き合うってなんだろう。

こんなにも不安なものなの?

彼からの連絡を待つだけで終える日もありました。

彼からの連絡が有るか無いかで

その日1日のテンションも変わりました。

デートの約束をすれば待ち遠しくと

デートが終われば次いつ会えるのかと

不安な日々を過ごすのです。

今思えば

何がそんなに良かったのかわかりませんが

年齢だけが大人の彼が

ルックスのいい彼が本当に大好きでした。

そんな付き合いも半年を向かえました。

その日は、試験があったのですが

相変わらず連絡を待つだけの日々を過ごしていたので、勉強は疎かになっていました。

学校に着くと

彼から電話がかかってきました。

5日ぶりの連絡でした。

「おはよ!どうしたの?」

喜びを抑えられませんでした。

「あー、おはよう。

あのさ、別れよっか」

突然の別れでした。

心臓の音が、周りに聞こえるんじゃないかと思うほど、ドクドクしました。

何回も断りましたが

試験開始のチャイムがなりました。

そのチャイムが私たちの電話と関係を終了させました。

試験後に電話をするも

一切連絡がとれなくなりました。

追いかける恋、求める恋は初めてで

フッたことしかなかった私は

初めてフラれる事の辛さを思い知りました。

泣き続ける日々

いつも目が腫れていました。

彼からの連絡がくるかもしれないと

ずっと待ち受けをみて過ごすばかり。

ある意味、洗脳状態だったのかもしれません。

友達が見かねて沢山遊びに誘ってくれました。

クラブへ行ったり、オールしたり、友達のおかげもあり、日数はかかりましたが徐々に忘れる事ができました。

外に連れ出して行ってもらったおかげで、

新たな出会いがあり

恋愛の傷を恋愛で修復しました。

その時は、こんなに好きになったのは初めてなんだ!他の人と一緒にしないで!と泣くばかりでしたが

結婚して家庭を築いた今

過去を振り返ると

そう思い込んでいるだけで

他の恋愛と変わらなかったりするんですよね。

むしろ、もっといい恋愛をすることもできる。

自分次第なんだと思います。